製品を分解する人は、後に出世する。 [ラフに語る、つれづれ記]
ウチの親戚に、製品を分解してしまう子がいるんです。
といっても、もうその子も今では大人ですが。
僕が、二十代の頃、当時小中学生だったその子に、もう使わなくなったパーソナル無線機を貸したんですが、
バッテリーに直に繋いでしまって、壊してしまいました。
とくに、電化製品を分解していたようです。
貸したトロンボーンも、ベルとスライドの位置が曲がって、さらにスライドがギシギシいう状態で返ってきました。
昔の機械式時計も、分解したと思います。
分解はできても、それを元通り組み直すのはできないのです。
でも、分解するということは、「これは、中はどうなっているのだろう」という好奇心を持っている証拠です。
もっと幼い頃は、「なぜなぜ坊や」でした。僕も、いろんな事柄について、「なんでや」という深い掘り下げの質問に遭っています。
技術的仕事に就き、今では別業種に移っていますが、存分に社会人として活躍しています。
海外旅行へも、貯めたお金で、添乗員をつけずに独りで出かけています。(言葉なんて、どうにでもなる、と本人は言っています)
こういう好奇心旺盛な素地が、その後の人生を成功させているのでしょう。
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