歳を取って変化したこと [真夜中のつれづれ記…]
もう、僕、今年還暦を迎えます。
ゼロ歳代、十代、二十代は、月日の経つのは遅かった。
バブルの恩恵は受けなかったけど、青春を愉しみました。
三十代は、二十代よりも速く過ぎていきました。
そして、40になって、投稿生活に入った頃から、現在の五十九歳までは、メチャ速かったです。
40以後、個人事業主を起ち上げたり、作業所にも四年ほど通ったりもしましたが、基本、新人賞投稿とブログです。
そして、作家を目指す投稿生活の場合、段階的なプチ成功というのがほとんどないのです。
たとえ最終選考に残っても、受賞しなければ成功とは言えません。
そこで、投稿だけではなく、自費出版もしました。
多く売れたりはしていませんが、版歴は残せたと思います。
さて、歳を取って変化したことと言えば、まず、あまり怒らなくなったことです。
そして、一度怒っても、ずっとその怒った気分を持続しない。というか、できないんです。
ずっと、同じことを考えつづけられなくなりました。
だから、若い頃にあった哲学的善悪問答も、現れてもすぐ消えるようになりました。
それと、これは、若い頃も同じなので変化ではありませんが、他人が陰で、自分の悪口を言っていても、まったく気にならない、ということです。
あとは、気が乗らないことは、気が乗らないという理由だけで断ることが出来るようになったこと。
得意なことは率先してやりますが、苦手なことは、今更復習してまでやろうとは思いません。
あと、プールや海水浴に行けなくなったこと。
肥ったせいで、乳房が女性化し、とても人前で裸にはなれません。
そして、自信を深めたこと。
僕は、学校の勉強ができなかったので、それも、いじめられたなどの理由があるんですが、学歴をつけて大手企業に就職しようとは端から考えていませんでした。何かで人より頭一つ抜けたスキルを身につけよう、と、若い頃から思っていたのです。
中学の吹奏楽は、そういう動機で入部したのではなく、友人に誘われたからでしたが、自然に自信がつきました。
そして、高校から始めたドラムは、23、4の頃には、誰がみても遜色ない一定のレベルに達しました。
それから、方向転換して始めた執筆でも、一定の成果が出ました。
だから、今は、自己肯定感バリバリです。
もう一つの変化としては、酒や煙草が、だんだんエスカレートしてくる、ということです。
二十歳で始めたタバコは、最初のうち、日に五本、しかも喉まで煙を入れなかったのです。
快楽物質は、どんどん量が増えますね。
そして、歯は、寝る前にきちんと磨かなくなりました。
風呂は、三日か四日に一度です。
実際に清潔かどうかより、他人からみて清潔にみえるかどうかが問題なんです。
そして、心中では焦っているけど、行動としては焦らない。
毎日、蟻の歩みです。
そうしていながらも、ときどき、思いたったら有効打を打つ。
自分が行動するときに、他人の顔色はみません。
色々、変わりましたよ。
確かに時間の経過は早く感じるようになりましたね。
私も、少し後を追いかけて年を取っていきます^^;。
日々こつこつと、ですよね、やっぱり。
by sakamono (2023-01-12 23:33)
>sakamonoさん
年を取ると時間の流れが速いですね。
そうそう、毎日、ちょっとずつの積み重ねですね。
また、お寄りしますね。(^。^)
by 山雨 乃兎 (2023-01-18 02:56)